スズメの子育ての話である。
スズメと言えば 日本中いたるところで見かける鳥で
今更子育ても何もないような気がするが
このスズメはちょっとちが~う。 のである。
巣を作っちゃった場所が問題なのだ。
ここに作っちゃったのである。
ここはどこかというと 元はなんとスズメバチの巣。
ちゃっかりと間借りしたというわけだ。
>スズメバチの巣は直径約五十センチ。高さ6メートルほど。
最初は巣をくちばしでつつき、縦二十センチ、幅五センチほどの穴を開け、
自由に出入りできるようにした。四月にはひながかえり、
秋には姿が見えなくなった。「寂しくなった」と思っていたところ、
今年三月に同じとみられるカップルが再び「住民」となった
巣の内部はいわゆる 『ハニカム構造』 で 音が伝わりにくい上
軽く保温性もある。
蛇などの侵入も防ぐことができるため
スズメにとっては まさに一石二鳥どころか 何鳥にもなるのだろう。
見るからに丈夫そうなスズメバチの巣である。
このスズメのカップルには 何年にも渡り活用してほしいものだ。