ドイツでのできごと。


夜中に玄関先でやたらと猫が鳴く家があった。

家主が気になって外に出てみると なんとそこには生後間もない赤ちゃんが。


低体温症にかかっていたものの、赤ちゃんは病院で適切な処置を受け

今は元気になっているのだという。


>発見された夜は気温が零度近くで、地元署は

「猫が鳴き声で知らせなければ赤ちゃんは命を落としていたかもしれない。

あの猫はヒーローだ」と述べた。


猫がこの家の飼い猫だったのか

野良猫だったのかは不明のままだが

外にいた猫にしてみれば自分も凍えそうに寒い中、

小さな赤ちゃんがそのまま放置されれば命にかかわることを察知したのだろう。


海外の報道で、家が火事になった時に

鳴いて知らせた猫の話が以前あった。

自分の命を守るための本能なのかもしれないが

それでも 一緒に助けてくれたと思えてしかたがない。

気ままでわがままな動物だと思われがちな猫であるが

家族を、仲間を守ろうとする優しさもきちんと兼ね備えているのである。