日本でもペットを飼っている人の数は年々増え続けているようだが

さらにペット熱がヒートアップしている国があった。


アメリカである。


>APPMA(米国ペット製品製造者協会)の推計などによると、米国のペット数は

人口約2億9000万人を上回る、約3億6000万匹・頭・羽と見積もられている 。


その可愛がりよう、熱の入れようもたいしたものだ。


ペットフードや消耗品、医療費はもちろん、

ペット用に特別配慮された一流ホテルのサービスもある。

料金19.95ドルを支払えば、特別肉料理、ペットボトルの水やベッドを提供するというのだ。


まぁ、わが身を振り返れば

人口は2人に対し、猫2匹とカメ2頭。人間の倍の動物がいることになる。

わが家もアメリカ以上の市場を抱えているとはいえるのかもしれない。




ところで




世間では アメリカで3頭目の狂牛病の牛が出たと報じられている。

そのニュースを受けても アメリカ人は

大きなステーキを頬張りながら

「私は大丈夫」 だの 「心配ないでしょ」 「たかが2-3頭の病気の牛」

と おおらかなものだ。


しかし 例えば報道されず 自分の目に見えないところで

そういった病気の牛が 万が一にもペットフードに含まれている、などということがあって

それが何らかの形で 表に出たならば

その飼い主たちは 自分の事以上に政府に対し いきり立つのではないかなぁ、

などと思ってしまうのだった。