気が付けば日本列島は一斉に梅雨入りしたようだ。

これから毎日のように傘を持ち歩くようになると思うとうんざりもする。


ただ 今の所じっとりとした暑さはあまり感じることなく

どちらかと言えば 涼しいくらいというのが まだ救いなのだろうか。


そんな梅雨の狭間の昨日。

この週末は なんとか曇り程度の天気で済んだため

久しぶりに 娘と遠出することにした。


行き先は ひるがの高原 牧歌の里


岐阜県だし 同じ中部地方だし 意外と近いかも。

そんなふうに思いつつ出発してみると・・・

岐阜県は意外にも縦に長く 現地到着は2時間半後。

走行距離は片道130キロにも及んでいた。

軽じゃ結構キツイんですけど・・・^^


一番のウリのはずのラベンダーは 7月にならないと見ごろにならず

咲いていたはずの一面のチューリップは見事に終わって今日から刈り込み。

『花』を見に行くには一番のオフシーズンだったようだ。


ただ、その分人出は少なく 好きなように遊んだり見学したりできたのは

ラッキーだったかもしれない。


動物好きの娘は羊に餌をやると言って放牧場に自ら乗りこみ

同じくらいの身長の立ち上がった羊に抱きつかれるという

手荒い歓迎を受け 泥だらけになり


乳搾り体験場では

疲れるまで牛の乳を 思う存分絞りつくし

「牛の乳首って 暖かいんだぁ~~~知らなかったぁ」 と感激し


モコモコだった羊の毛刈りを目の前で見物するだけに飽き足らず

バリカンを持たせてもらい 実際に刈らせてもらうこともできた。


さらに


乗馬


プチ乗馬レッスンを受ける事までしたのである。


歩く、止まる、曲がる、バックする を 教えてもらった娘は

すっかり上機嫌で 

「馬はあたしの言いなりよ♪」

と言わんばかりに 鼻も高々であった。


結局 閉園時間間際まで さんざん遊んで

これまた130キロの道のりを帰ってきたのだが


「今度はラベンダーが咲いたら また行きたいなぁ」


という娘の言葉が 楽しかった今回の行楽を

物語っているのだろうなぁ、と ちょっと嬉しくもあるのだった。