同じ団地に住む人で 以前からなにかと声をかけてくれる人がいる。

日頃日中仕事で出かけている私にとって

知り合いを作る事はとても難しいので

有難い存在なのだ。


今朝方 彼女から電話があり

夕食に誘われた。


一緒に出かけてみると

そこは家からとても近い居酒屋さん。

しかもいわゆるカラオケがメインの昔ながらの店舗。


ほとんどが徒歩圏内のカラオケ好きの

オジサマ・オバサマのたまり場となっている所であった。


安くて美味しい料理が出されるのだが

残念ながら お客のほとんどが喫煙者。

日頃タバコにたしなみが無く

実家でも誰も吸っていない。

たまに外食しても 『禁煙席希望で』 という私たちにとって

なかなか過酷な環境ではあった。


しかも 全く知らない人が悦に入り大音量で歌う中での

食事というのが 娘にとっては 初体験である。


初めの30分ほど、飲む事も食べる事もできず

居住まいをただし だた真っ直ぐ座っていたのだった。


さすがにしばらくすると慣れてきたようで

出されたおつまみにも 手を付けるようになった。


帰ってからは自分の服や髪のニオイを気にして

すぐにシャワーを浴び 着て行った服は

上着はファブリーズ、それ以外は全部洗濯機行きとなったが・・・


それでも 2人だけではなかなか行けない店だし

次はカラオケで頑張って歌うと宣言しているところをみると

貴重な社会勉強となったと思う。