娘には 小学校に入った年から

毎年1つずつ、手伝いも兼ねて家事を教え込んでいる。


とはいえ 所詮宿題などの勉強がメインなため

これまでは 洗濯物をたたむとか 上靴を自分で洗うとか

ゴミ出しをするとか その程度なのだが。


しかし 今年で4年生。誕生日が来れば年齢も二桁に達するのだ。

そろそろ炊事に関することも覚えてもらわなければ。


ということで


つい先日 炊事の基本、包丁を買ってやった。


料理の基本


100円ショップは本当にあなどれない。

こんなものまで普通に手に入るのだ。

包丁は300円出した。ぺティナイフくらいの長さで子供にちょうどよい。


最近は子供用に 刃のついていない包丁があるのだそうだ。

手を切らないよう配慮されているらしいが

豆腐を切る以外の使い道を 私は思いつかない。


それより 刃物の危険を身を持って知るためにも

『切れる』 包丁を使わせた方がよいのではないか。

もし 手を切ったならば 次回から切らないよう気を付ける。

痛い思いもしなければ 本当の使い方を覚えられないはずである。


だからこそ 子供に与える時期を

親はしっかりと見定める必要もあるのだと思う。



初めて使わせた日

娘はきゅうりと大葉を切ってくれた。

いつもなら残してしまいそうな 細かい破片まで

きっちりと 食べ切ったのだった。


わが家ではなかなか平日は やらせる時間が取れないが

これから週末ごと、少しずつ切り方、混ぜ方、焼き方等

レパートリーを増やしてやろうと思っているのである。